陸上の東京五輪テスト大会 無観客で開催
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、国立競技場で5月9日に行われるテストイベント「READY STEADY TOKYO―陸上競技」について、無観客で開催することを発表。会場がある東京都の要請に従い、チケットの販売をしないことを決定しました。
大会組織委員会は引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、アスリートによる競技面や大会関係者による様々な運営面でのテストに集中し、東京五輪のメインスタジアムとなる国立競技場において、実際に活動できる重要な機会と位置付けて準備を進めるとしています。
このテストイベントには、国内トップ選手が多数参加する予定で、男子100メートルには9秒98の記録を持つ桐生祥秀選手(25)と小池祐貴選手(25)、さらにケンブリッジ飛鳥選手(27)、多田修平選手(24)らが集結。女子5000メートルには10000メートルで五輪代表に内定している新谷仁美選手(33)などが出場する予定です。