プロ野球 宣言対象地域24試合無観客開催
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は24日、臨時実行委員会を開き、緊急事態宣言が発出される対象地域で開催予定の、4月27日から5月11日までの24試合を無観客で開催することを決めました。
対象となるのは東京ドーム、神宮球場、京セラドーム大阪、甲子園球場の4球場。
なお、緊急事態宣言発出初日となる25日は、チケットの払い戻しなどの混乱が生じる可能性があるとして、万全の対策を行い、有観客での開催が認められているということです。
公式戦を無観客で開催したのは、去年6月19日(開幕)から7月9日までの期間で、今回はそれ以来の無観客開催。
NPBの斉藤惇コミッショナーは、「我々も国民の健康が最優先と考えるのは当然」としながら「過去1年4か月を無駄に使っていない。あくまでも苦渋の選択で、基本は有観客。ファンの皆様に、ご理解頂きたい」と話しました。
また、宣言発出中の一部の試合で、可能な場合は日程の変更も検討するとしています。
【対象試合】
■4月27日~29日
ヤクルト対巨人 (神宮)
オリックス対楽天(京セラD大阪)
■4月30日~5月2日
巨人対中日 (東京D)
阪神対広島 (甲子園)
オリックス対ソフトバンク(京セラD大阪)
■5月3日~5日
ヤクルト対阪神(神宮)
■5月7日~9日
巨人対ヤクルト(東京D)
■5月11日
ヤクルト×広島(神宮)
阪神×中日 (甲子園)
日本ハム×オリックス(東京D)