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社会
2021年7月2日 19:52

水際対策は…空港で動線分離も機内同じ空間

水際対策は…空港で動線分離も機内同じ空間
(c)NNN

東京オリンピック開会式まで、あと3週間となりました。海外選手団の入国が本格化する中、感染を防ぐための備えに追われる人たちもいました。最大の鍵である空港での水際対策は…。

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東京オリンピック開会式まで、あと3週間となりました。2日午後3時すぎ、カナダのボート選手団が成田空港に到着しました。新型コロナ感染のリバウンドが懸念される首都圏で、初めて事前合宿を行う選手団です。

このおよそ2時間前、ホストタウンの神奈川県・相模原市にある相模湖に運ばれてきたのは、選手団のボートです。

スタッフ
「これどこに置く?」

合宿中の練習に向け、準備が進んでいました。

相模原市事前キャンプ担当・菊地原央さん
「最大の選手のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていきたい」

合宿所では住民たちが横断幕をかかげ、七夕の飾り付けを準備して歓迎モードに─。

地元の住民
「金メダルとってほしいです。日本でなくても」

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一方、別の備えに追われる人たちもいました。成田空港から合宿所まで、選手団を送り届けるバスは、密を避けるため、2台に分けて乗せるといいます。車内には感染を防ぐための様々な備えがありました。窓際に一人ずつ座り、距離を保つといいます。そして─。

YM交通輸送事業部・松尾健一課長
「乗務員を守るためのシールドとなっています」

感染や、濃厚接触者となることから、運転手を守りたいといいます。

感染への不安が残るまま、海外選手団の入国が本格化しました。最大の鍵となるのは空港での水際対策です。

1日、対策強化のために始まったのは、選手団を一般客と別ルートで移動させる動線の分離です。飛行機を降りてから、入国管理や検疫に向かうまで、選手団と一般客が交わることはありません。

しかし、そもそも機内では同じ空間で、長時間のフライトをともにしています。先月来日し、2人の感染が判明したウガンダ選手団の感染ルートは不明ですが、同じ飛行機の一般客の男性が陽性だったことがわかりました。

機内での感染リスクに、対応できるのか─。

組織委員会・橋本会長
「機内で陽性者が発生した場合には、その周りにいる方たちとそうではない所の場合と、しっかりと明確に分けながら同時に移動していただく」

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選手団や関係者、6万7000人ほどが来日する見通しの東京大会で、実効性のある対策が求められています。