和歌山県串本町の、日本初の民間ロケット発射場で、強風を理由に中止された小型ロケット「カイロス2号機」の打ち上げが、15日午前11時に改めて実施される予定となりました。

日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」で14日午前11時に予定されていた「カイロス2号機」の打ち上げは上空の強い風を理由に、発射の30分前に中止されました。

見学者「（Q.きょうは飛ばないんですよ）え～、ほんとに？」「あちゃー」「行けると思ってた。信じてたもんな。ショックやな」

打ち上げを行う企業「スペースワン」は会見で、15日午前11時に改めて打ち上げを実施する予定だと明らかにしました。

スペースワン・阿部耕三執行役員「ロケットは非常に細長いものなので、横からの荷重に対して弱い。上空で強い風が機体にあたりすぎると、機体が壊れてしまう恐れがあります。楽しみにしていた、たくさんの方々に対して、非常に申し訳ない。遺憾に思っています」

今回の見学場のチケットは延期の場合、今月27日まで有効で、15日も利用できるということです。