【速報】ダイハツ本社に国交省が立ち入り検査 認証試験不正で
トヨタ自動車グループのダイハツ工業が車両の安全性を確認する認証試験で不正を行っていた問題で国土交通省はさきほど、ダイハツ本社に立ち入り検査に入りました。
21日午前9時ごろ、大阪・池田市にあるダイハツ本社に国土交通省の職員7人が立ち入り検査に入りました。
立ち入り検査ではダイハツが設置した外部有識者による第三者委員会の報告書で明らかになった不正の詳細な経緯や事実関係について資料や従業員への聞き取りで確認を進めるとともに、新たな不正がないかについても調査するということです。調査は長期間かかると見られ、年明けまで続けられる見通しです。
また、国交省と新車の審査を行う「自動車技術総合機構」で現在生産している全車種について安全面などを技術的に検査するとしていて、立ち入り検査の結果もふまえ、道路運送車両法に基づいて行政処分を検討するとしています。