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東京都心で27.5℃…100年ぶりに記録を更新 “異例の暑さ”収まり週末以降は肌寒く

2023年11月7日 16:00
東京都心で27.5℃…100年ぶりに記録を更新 “異例の暑さ”収まり週末以降は肌寒く
7日(火)の最高気温

7日(火)の関東地方は朝から気温が高く、東京都心では最高気温が27.5℃まで上がり、100年ぶりに11月の最高気温の記録を更新しました。

7日(火)の関東地方は、寒冷前線の通過に伴って暖かな南風が吹き込み、各地で朝から気温が高くなりました。朝の最低気温は、東京都心で22.0℃と平年より約12℃も高くなったほか、横浜や千葉でも平年より10℃以上高い気温となりました。

午前中は所々で雨が強まりましたが、昼すぎには天気は回復に向かい、日差しと共に各地で気温がぐんぐん上昇。

東京都心では、午前11時27分に25.0℃に達し、きのう6日(月)に続いて夏日となりました。その後、さらに気温は上がり、午後0時20分には27.5℃に達し、100年前の1923年11月1日に記録された11月の最高気温の記録を更新しました。

また、東京都心の夏日は今月3回目となり、1875年の統計開始以来、11月として過去最多の記録を更新しました。

東京だけでなく、沿岸部を中心に異例の暑さとなっていて、最高気温は、千葉県の佐倉や神奈川県の小田原で28.1℃と、関東では観測史上初めて11月に28℃台に達したほか、関東地方に設置された気温の観測所の17地点で11月1位の記録を更新しました。

■あす8日(水)以降は暑さ収まり、週末以降は肌寒く

しかし“異例の暑さ”も7日(火)まで。あす8日(水)から週後半にかけては異例の暑さもおさまり、過ごしやすい陽気が続きそうです。そして、10日(金)は低気圧や前線の影響で広い範囲で雨が降り、その後、上空には寒気が流れ込んでくる見込みです。

このため、週末以降は気温が低くなり、13日(月)、14日(火)は東京都心も平年を下回る肌寒さとなりそうです。

短い期間で気温の変化が大きくなりますので、体調の変化には十分お気を付けください。