尖閣 中国海警局の船2隻が領海侵入 ことし14回目
沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船2隻が侵入しました。ことしに入って14回目の領海侵入です。
海上保安庁によりますと、20日正午すぎ、尖閣諸島の南小島周辺の日本の領海に中国海警局の船2隻が侵入しました。
付近には3人乗りの日本の漁船1隻が操業していて、海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本漁船の安全を確保しています。
中国海警局の船による領海侵入は今月11日から12日の侵入以来で、ことしに入って14回目です。
領海の外側の接続水域にも別の中国海警局の船2隻が航行していてうち1隻には砲のようなものが搭載されているということです。
尖閣諸島周辺で中国海警局の船が確認されるのは115日連続となりました。