尖閣諸島周辺に中国海警局の船4隻侵入 今年11回目の領海侵入
沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が侵入しました。ことしに入って11回目の領海侵入です。
海上保安庁によりますと、30日午前11時すぎから尖閣諸島の魚釣島や南小島周辺の日本の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入しました。
4隻のうち1隻には砲のようなものが搭載されているということです。
付近には日本の漁船3隻が航行していて海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本漁船の安全を確保しています。
中国海警局の船による領海侵入は今月24日以来で、ことしに入って11回目です。