中国海警局の船2隻 尖閣諸島周辺の領海に侵入 およそ1か月ぶり
沖縄・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船2隻が侵入しました。
海上保安庁によりますと、12日午前8時ごろ、尖閣諸島・大正島の沖合にいた中国海警局の船4隻のうち1隻が領海に侵入したということです。その後、海上保安庁の巡視船が領海から退去するよう要求し、進路の規制を繰り返しましたが、正午すぎにもう1隻、大正島沖の領海内に侵入してきたということです。
付近では日本の漁船が操業中で、海上保安庁の巡視船は、引き続き退去要求や進路規制を行うとともに、領海に侵入しないよう警告や監視を続けています。
中国海警局の船が日本の領海に侵入するのは10月7日以来、およそ1か月ぶりです。