“中間貯蔵施設”調査を山口・上関町長が受け入れ表明 役場前は反対派で一時騒然
山口県上関町の西哲夫町長は、中国電力から提案のあった、原発からでる使用済み核燃料の中間貯蔵施設の立地可能性調査の受け入れを議会で表明しました。
18日朝の上関町役場前です。
西哲夫町長が到着すると、反対派が町長の車を取り囲み、現場は一時騒然となりました。
中国電力が今月2日、上関町に申し入れた使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に向けた立地可能性調査。
西町長は18日に開かれた臨時町議会で、受け入れの可否を表明しました。
上関町・西哲夫町長
「中国電力より回答された使用済み燃料の中間貯蔵施設の調査を、私としては受け入れる考えです」
西町長は議会終了後、中国電力に調査受け入れをFAXで伝達、中国電力は今後、半年程度かけ文献調査やボーリング調査を実施する予定です。