演説会場に爆発物 警察官のほかに70歳男性が破片で背中にケガ「振り向いてドーンという大きな音」
和歌山市で、岸田総理大臣の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、会場にいた70歳の男性が、爆発によるとみられる破片でケガをしていたことが分かりました。
15日、和歌山市で岸田総理が演説する直前、爆発物が投げ込まれた事件では、木村隆二容疑者が逮捕されました。
これまでに、30代の男性警察官が爆発によるとみられる破片で左腕に軽いケガをしたことが分かっていましたが、新たに、近くにいた70歳の男性も背中にケガをしていたことが分かりました。
ケガをした男性(70)「振り向いてドーンという大きな音がした」
男性は爆発の直後に背中に痛みを感じ、服を脱ぐと、擦り傷のような痕があったということです。
警察は、現場で見つかった金属製の筒や木村容疑者が握っていた筒は、自ら作った爆弾とみて調べています。