丸川五輪相 大会関係者入場「5者協議で」
東京オリンピックの観客をめぐり、一部の会場は「無観客」とする方向で検討が進められていますが、大会関係者の入場が「別枠」とされていることについて丸川担当大臣は、「5者協議で議論する」と述べました。
関係者によりますと、政府や組織委員会は、開閉会式や、大規模会場の競技、夜間に行われる競技を「無観客」とする方向で調整を進めています。しかし、無観客であってもIOC関係者やスポンサーなどは人数をしぼったうえで観客とは別枠で入場が検討されているということです。
これを受け、丸川大臣は閣議後の会見で「具体的な案は議論されていることではない」としたうえで、8日にも開かれる「5者協議に向けて東京都、組織委員会、IOC、IPCそれぞれの考えの中で議論されていく」との見解をしめしました。