五輪マラソンと競歩 沿道観戦の自粛要請へ
北海道札幌市で行われる東京オリンピックのマラソンと競歩について、組織委員会は、沿道での観戦自粛を要請すると発表しました。
組織委員会は6日、北海道や札幌市などと東京オリンピックのマラソン・競歩の実施にむけた実務者による会議を行いました。
その結果、新型コロナウイルスの感染が再拡大している状況をふまえ人流を抑制することが必要だと判断し、大会本番において沿道での観戦自粛を求めることを決めました。
自粛を呼び掛けるため5月に行われたテストイベントでは、およそ700人の声かけスタッフを用意しましたが、大会本番では2000人規模に増やして対応する予定です。
また、スタートとフィニッシュとなる大通公園周辺を一部立ち入り禁止とするということです。