×

熱海市 流れた土石流は“ほぼ盛り土”

2021年7月8日 19:02
熱海市 流れた土石流は“ほぼ盛り土”

静岡県熱海市で発生した土石流について、静岡県は8日午後、流れ出た土石流の量がおよそ5万5500立方メートルで、滑り落ちた盛り土の量とほとんど同じだったことを明らかにしました。

静岡県はこれまで、流れ出た土石流の量はおよそ10万立方メートルで、その半分にあたるおよそ5万4000立方メートルが盛り土としてきましたが、8日午後の会見で、その後の調査の結果、流れ出た土石流の量は推定およそ5万5500立方メートルで、ほとんどが盛り土の土砂だったことを明らかにしました。

流れ出た土石流のうち、住宅街に流れ出たものはおよそ4万8000立方メートルで、砂防ダムがおよそ7500立方メートルを受け止めていたということです。