いわゆる統一教会に対する「質問権」行使にあたり、文化庁は21日、宗教法人審議会に対し質問案などを諮問しました。了承されれば数日中にも調査を開始する方針です。

文化庁は21日、世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会に対する質問権の行使をするため、宗教法人審議会に対し質問の内容や理由について諮問しました。審議会の了承が得られれば、数日中にも団体に対し書面を送り、質問権を行使した調査を始める方針だということです。

質問案では、統一教会や信者の不法行為や使用者責任を認めた22件の民事判決に関連した内容などが盛り込まれ、文化庁は、不法行為について組織性や悪質性、継続性を示す十分な情報や証拠が集まれば、速やかに裁判所に対し解散命令の請求を行いたい考えです。