つぶやき分析 金メダルに関心…感染懸念も
大会5日目を迎えた東京オリンピック。ツイッターのつぶやきを分析したところ、連日の金メダルに高い関心が集まる一方で、新型コロナ感染拡大への懸念が高まっています。
大会5日目となる27日午前0時から午後9時までの間に、ツイッターのつぶやきを集計したところ、「オリンピック」「五輪」と一緒につぶやかれた言葉で多かったのは以下の通りでした(リツイートを含む)。
1位 東京 約57万ツイート
2位 選手 約49万ツイート
3位 日本 約37万ツイート
4位 金メダル 約31万ツイート
5位 獲得 約26万ツイート
大会が始まってから連日上位にランクインしていた「開会式」は24位に下がり、メダルが相次ぐ日本選手の活躍が高い関心を集めました。
つぶやきを競技別でみると、多い方から「サーフィン」「柔道」「卓球」の順となっています。選手別では新種目のサーフィンで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手、次いで前日に卓球混合ダブルスで金メダルの水谷隼選手と伊藤美誠選手、次いで柔道男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規選手の順番でした。
五輪への影響が懸念されていた「台風」は116位とつぶやきは少なく、サーフィンの男女決勝の日程が前倒しされるなど競技スケジュールの変更以外には大きな影響が出なかったことが理由とみられます。
一方、東京都で新型コロナウイルス感染者が過去最多の2848人確認されたことを受け、「感染(6位)」「中止(7位)」「コロナ(9位)」「医療(38位)」というワードが上位となりました。
前日の「感染(13位)」「コロナ(14位)」「医療(55位)」と比べていずれも上昇し、感染拡大と医療ひっ迫への懸念が高まっているとみられます。
データ集計期間:27日午前0時~午後9時
データ提供:JX通信社