日本を訪れている外国人に電動キックスケーターのルールを周知しようと、警視庁は留学生を対象にした交通安全教室を開きました。

25日午前、東京・豊島区では日本語学校に通う外国人留学生、およそ30人を対象に電動キックスケーターの交通安全教室が開かれました。

ことし7月から電動キックスケーターのルールが変わり、基準を満たした車両であれば16歳以上の人が運転免許なしで乗れることや、利用する際は原則車道の左側を走行することなどを、警視庁の警察官が外国語で書かれたパンフレットを使いながら説明しました。

ことし7月以降、都内の電動キックスケーターの取り締まり件数はおよそ1000件にのぼっていて、交通総務課の尾崎亮太課長は「国によって交通ルールは違うので外国の方にもルールを学んで欲しい」と話しました。