羽田空港衝突事故 着陸18分後に379人全員が脱出
羽田空港の滑走路で日本航空の旅客機と、海上保安庁の航空機が衝突し炎上した事故で、日本航空が乗客・乗員379人全員の脱出が完了したのは着陸から18分後だったことを明らかにしました。
日本航空によりますと、衝突した516便は2日午後5時47分に羽田空港の滑走路に着陸し、海上保安庁の航空機と衝突したのち1キロほど離れた場所に停止しました。
機内では客室乗務員がメガホンと肉声で乗客を避難させ8か所ある脱出口のうち3か所から乗客・乗員379人全員が脱出、脱出が完了したのは午後6時5分で着陸から18分後だったということです。
日本航空は「毎年行う訓練が結果を出したのではないか」と話しています。