JR東、東海“四半期”過去2番目の赤字幅
JR東日本とJR東海の今年度4月から6月までの第1四半期決算が発表され、いずれも、2020年度に次ぐ過去2番目の赤字幅となっています。
新型コロナウイルスの影響により利用者が減少しているJR東日本は、今年度4月から6月までの第1四半期の連結決算の純利益が769億円の赤字になったと発表しました。
第1四半期としては、過去最大だった2020年度の1553億円に次ぐ過去2番目の赤字幅となっています。
2020年度のコロナの影響の反動で増収となったものの、度重なる緊急事態宣言の発出などによりコロナ前の水準には回復してないということです。
一方で、今年度の業績予想は360億円の黒字見込みから変更していません。
同じく、利用者が減少しているJR東海も、今年度第1四半期の連結決算の純利益が284億円の赤字で、2020年度に次ぐ過去2番目の赤字幅となっています。また、今年度の業績予想を900億円から150億円の黒字見込みに下方修正しています。