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気象庁「1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意」 宮崎で震度5弱

2024年4月8日 16:35
気象庁「1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意」 宮崎で震度5弱

8日午前、宮崎県で最大震度5弱を観測する地震がありました。この地震、南海トラフ巨大地震の想定震源域の近くでおきたものでしたが専門家は「巨大地震に与える影響は少ない」とみています。

気象庁によりますと、8日午前10時25分ごろ、大隅半島東方沖を震源とする地震があり、宮崎県日南市で震度5弱の強い揺れを観測しました。

今回の地震の震源は、将来、発生が懸念される南海トラフ巨大地震の想定震源域の近くでしたが、気象庁の「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の委員を務める愛知工業大学の横田崇教授は、「南海トラフ巨大地震の想定震源域から少し離れた場所でおきたもので、さらに、マグニチュード5.1と地震の規模が小さいため、巨大地震に与える影響は少ない」と話しています。

気象庁は、地震発生から1週間程度は、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。