群馬県は民間の検査機関に委託した新型コロナウイルスのＰＣＲ検査で県内の検体およそ２００人分が誤って陽性と判定されていたとあきらかにしました。

群馬県によりますと前橋市の「エスアールエル北関東検査センター」に県や医療機関が今月２日から４日にＰＣＲ検査を委託した県内の検体について、およそ２００人分が誤って陽性と判定されていたと発表しました。

今月５日に県内の医療機関から「陽性率が高すぎる」と「エスアールエル北関東検査センター」に指摘があり、再検査を行ったところミスが発覚したということです。

県は原因について調査中としていますが、誤った陽性判定を受けて入院や宿泊療養をしていた人もいたということで、県はそこで陽性患者との濃厚接触がなかったかなど確認を進めています。