厚労省「生活保護の申請は国民の権利です」
厚生労働省は13日、公式ツイッターに「生活保護の申請は国民の権利です。」と書き込みました。一部、ユーチューブで、生活保護について差別的な発言があったタイミングのため、話題になっています。
厚労省は、公式ツイッターで「生活保護の申請は国民の権利です。」として、生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください、と呼びかけました。
これより前、「メンタリスト」として活動するDaiGo氏が動画で、ホームレスの人や生活保護受給者について差別的な発言をし、これを問題視する意見がインターネット上で多くみられました。
厚労省は、ツイッターで発信したことについて、「コロナ禍で生活に困窮する人が増えたので、生活保護制度を正しく理解し、必要な時に利用してもらえるよう、SNSを活用して繰り返し発信してきた。今回もその一環」と説明しています。
しかし、このタイミングでの厚労省による呼びかけは話題になり、多くの反応が書き込まれていて、賛同する意見のほか、生活保護を申請しても、なかなか受給に至らない現実を変えてほしいといった意見も多くありました。