緊急避妊薬“薬局販売”議論始まる 厚労省
望まない妊娠を防ぐための「緊急避妊薬」を、処方箋なしで薬局で買えるよう検討する会議が、7日に厚生労働省で始まりました。
「緊急避妊薬」を、医師の診察や処方箋なしで薬局で購入することを可能にするか検討する厚労省の医薬品関連の会議が7日に始まりました。
「緊急避妊薬」は、性行為の後、72時間以内に飲むことで妊娠を防ぐもので、現在は、医師の診察を受けて、処方箋をもらわないと購入できませんが、性暴力や望まない妊娠への対策として薬局で購入できるようにする必要があるとの声があがっていました。
厚労省は、今後、すでに薬局で緊急避妊薬の購入が可能となっている諸外国の状況を調査する他、性教育のあり方や販売にあたる薬剤師の研修などの課題についても検討するとしています。