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コロナ禍の夏“ご当地気分”味わうサービス

2021年8月18日 19:17
コロナ禍の夏“ご当地気分”味わうサービス

なかなか遠出しにくいコロナ禍の夏、各地の観光産業も大きな打撃を受けています。こうした中、少しでもご当地気分を味わってもらおうと、新たなサービスが続々と登場しています。

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18日、過去最多の761人の感染が確認された沖縄県では、緊急事態宣言の延長も決まり、例年、夏休み期間だと観光客で賑わう国際通りは閑散としています。中には、休業延長の張り紙もありました。

飲食店店員
「(人出は)めちゃくちゃ少ないです。先週の方がいっぱいいたので。いまガラガラですね」

地元の旅行会社が売り出したのは─。

沖縄ツーリスト何でもやる課・島袋直哉さん
「旅行需要の大幅な落ち込みが続いている中で、少しでも世の中が、コロナが落ち着いて、旅行ができるような環境になってほしいと願いを込めて作っています」

感染拡大が終息して沖縄に訪れた際に使える引換券やクーポンなどが入った福袋です。福袋を購入した人からはこんな声も─。

沖縄ツーリスト何でもやる課・島袋直哉さん
「沖縄だけでなく、本土の方からもチバリヨー(頑張れ)と色々声をいただいて、感謝しております」

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一方、今週、都内にオープンしたのが、栃木県の製麺会社が出店した生麺の専門店です。生パスタやうどん、ラーメンなど麺の数だけでも、35種類あります。中でも人気なのが─。


「栃木にも友達がいまして、そこでおそば屋さん、その麺もあるって聞いたので」

栃木県の小山駅構内にある、立ち食いそば店の味を再現できるセットです。駅そばファンに人気だという味が、自宅で食べられます。

中沢製麺・中澤健太代表取締役
「いつも里帰りのときに小山駅で“きそば”を食べるんだけれども、今年は行けないのでここで買って、食べますということで。麺もスープつゆもたくさん種類があるので、アレンジしておうち時間を楽しく過ごしていただきたい」

去年からオンラインツアーを開催している大手旅行会社では─。

HISオンラインエクスペリエンス本部・八幡正昭本部長
「この夏休み、どこにも旅行に行けない親子で楽しむコミュニケーションをとっていただく手段として、オンラインツアーのワークショップなど非常に人気が高まってきております」

宮古島から届くサトウキビをかじりながら、旅行気分を味わえるオンラインツアーもあります。親子で体験できるツアーが特に人気だといいます。

HISオンラインエクスペリエンス本部・八幡正昭本部長
「新しい旅の手段として、エンターテインメントとしてお楽しみいただければと思います」

    ◇

三重県は伊賀流忍者発祥の地とも言われます。都内のアンテナショップでは─。

「剣で切るように前に向かって打ちます」

手裏剣の投げ方や忍者人形の色づけ体験などをこの夏、オンラインではじめて配信しました。

三重テラス主事・中嶋花奈さん
「三重に帰省できない方もいらっしゃると思うので、全国から参加いただけますので、三重とか忍者の魅力が伝わればと思います」

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