東京五輪“おうち観戦”用商品が続々登場
来週にせまった東京オリンピックでは、首都圏など多くの会場で無観客での開催が決まっています。「おうちでの観戦」が求められる中、自宅でも盛り上がるための商品が続々と登場しています。
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16日、東京スカイツリーのお店。
記者
「店頭には大きなマスコットのぬいぐるみがあります」
東京オリンピックの公式グッズなどを販売するオフィシャルショップ。首都圏が無観客になり、売れ筋商品に変化が出ていました。
TOKYO2020 OFFICIAL SHOP 大津飛鳥さん
「(以前は)タオルとか外で使うものが売れ筋だったんですけど、無観客が決まってからは、お家で楽しめるようなコップですとか」
オリンピック観戦をおうちで楽しめる商品が売れるようになったといいます。
Tシャツを買いにきた夫婦も、実は…
Tシャツを買いに来た夫婦
「オリンピックのチケットはあたっていたんで、柔道の。無観客だったら家で応援しようかなって、色違いで(Tシャツ)着て」
迷いながらもオレンジのシャツを購入。
Tシャツを購入した夫婦
「家でテレビで酒でも飲みながら日本選手が頑張ってくれればいいなと」
オリンピックの開会式まであと1週間となる中、百貨店では15日から“特別コーナー”が登場。
京王百貨店新宿店・6階調理用品担当バイヤー 丸山天さん
「これからのスポーツ観戦に合わせました家飲みビール特集のコーナーになっています」
“スポーツ観戦といえば、やっぱりビール”ということで、家飲みコーナーが…
食卓でも邪魔にならないコンパクトなビールサーバーは、市販の缶ビールをセットすると、超音波によってクリーミーな泡がつくれるといいます。
テレビをみながらでも卓上で調理ができる焼き鳥メーカー。自動で回転し、焼き上がります。
さらに、デパ地下では観戦中でも片手で食べられる“ワンハンドグルメ”を強化。カットフルーツは、果物の種類を増やして展開。プチぜいたくを味わえるローストビーフもサンドイッチとして販売しています。
“おうち観戦”を盛り上げる商品は続々、登場しています。
ハンコなどを販売するシヤチハタが今年、発売したのが…
シヤチハタ・東京店 一丸昌央さん
「インクの技術を転用する形でお顔に実際に描いていただけるフェイスペイントマーカーを開発しました」
特徴は20色と、カラーバリエーションが豊富なこと。さらに…
シヤチハタ・東京店 一丸昌央さん
「筆タイプで強弱がつけられますので」
筆ペンタイプなので、力のいれ具合で線の太さを自由に変えられて、クレンジングで簡単に落とせるといいます。
通信制の高校が、オンラインで無料公開するのは、スポーツ競技の起源などをクイズ形式で学べるもの。(ワオ高等学校「教養スポーツクイズ選手権」26日~)
「おうち観戦を10倍楽しんでかしこくなる方法ということで」
家族で楽しみながら、スポーツの教養を学んでもらいたいということです。