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東京パラ 選手村スタッフの検査「毎日」に

2021年8月22日 20:27
東京パラ 選手村スタッフの検査「毎日」に

国内の新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、東京パラリンピックで選手村で働くスタッフの検査頻度を「4日に1回」から「毎日」に増やすことが明らかになりました。

組織委員会は、新型コロナ対策を強化するため、選手村で働く国内のスタッフについて、これまで「4日に1回」だった検査を「毎日」に増やすことを決めました。選手村以外で活動し、「7日に1回」検査を受けていた大会関係者は「4日に1回」とするということです。

海外から来日した大会関係者は、これまで入国から14日経過すれば行動制限が緩和されましたが、14日以降でも外出先は関係施設に限定するなど、行動制限の継続を組織委員会は23日、関係団体に要請します。違反した場合の処分について、武藤事務総長は、「注意喚起をし、行動を改めていただく実質的な対応をしていきたい」と述べました。

また、地元の児童生徒が観戦する学校連携について、現在1都3県あわせて10万人台が希望していることが明らかになりました。学校側は養護教諭に同伴をお願いしているところが多いといい、組織委員会は、「関係者との動線をわけ、座席を必ず1席あけるなど対策に万全を期したい」としています。