選手村飲酒騒動 “当該”選手団に注意喚起
東京オリンピックの外国人選手らが先週、選手村で起こした飲酒騒動について、組織委員会は、関わった人物を特定し、7から8の国と地域の選手団に注意喚起をしたことを明らかにしました。
7月30日の夜から31日の未明にかけて、選手村の公園で複数の外国人選手らがマスクをはずして大声で話しながら酒を飲み、警察官が駆けつける騒動となっていました。
組織委員会は、問題のある行為として、飲酒していた選手らが所属する7から8の国と地域のオリンピック委員会に対し厳しい注意喚起をしたことを明かしました。
騒ぎを主導していた国のオリンピック委員会からは謝罪の文書が提出され、関わった選手全員をすぐに本国に送り返したと報告を受けたということです。
その後、同様の問題は起きていないとしていますが、組織委員会は「競技が終わった選手に節度ある行動をお願いしたい」とコメントしています。
一方、大会も後半にさしかかり、入国者より出国者が増えていて、2日までにおよそ1万人の大会関係者が帰国したということです。