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コロナ感染し自宅療養の妊婦へ 対応まとめ

2021年8月23日 11:12
コロナ感染し自宅療養の妊婦へ 対応まとめ

日本産科婦人科学会は、妊娠中に新型コロナウイルスに感染し、自宅療養などとなった人へ向けて症状別の対応をまとめました。「息苦しくなり、短い文章の発声もできなくなった時」はすぐに救急車を要請してほしいなどとしています。

日本産科婦人科学会は23日、妊娠中に新型コロナに感染し、自宅療養やホテルなどの宿泊療養となった人に向けて、症状別の対応をまとめ公表しました。

1:かかりつけの産婦人科の医師もしくは保健所に連絡して下さい
・1時間に2回以上の息苦しさを感じる時
・トイレに行く時などに息苦しさを感じるようになった時
・心拍数が1分間に110回以上、もしくは、呼吸数が1分間に20回以上
・安静にしていても酸素飽和度が93ー94%から1時間以内に回復しない時(妊娠中はあかちゃんのために95%以上の酸素飽和度が必要です)

2:すぐに救急車を要請して下さい

・息苦しくなり短い文章の発声もできなくなった時
・酸素飽和度が92%以下になった時

さらに、健康観察を行ってほしいとして、1呼吸状態、心拍数や呼吸数の計測、2体温、3パルスオキシメーターを持っている人は、酸素飽和度の計測をあげています。

また、地域によって、周産期の医療体制が異なるため、新型コロナの感染で療養となった場合には、かかりつけの産婦人科医に速やかに伝えて、対応を聞いて下さいとしています。

妊娠に関連した異常については、かかりつけの産婦人科の医師に連絡して下さい。として、

・性器出血、破水感、頻回の子宮収縮、胎動減少、強い腹痛など
そのほか、助産師などからの妊婦検診時に言われた症状をあげています。

メッセージは日本産科婦人科学会のホームページから見ることができます。

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