神奈川県警は外国による日本への諜報（ちょうほう）活動などへの対策を強化するため、外事課を強化する組織改編を行いました。

神奈川県警は１０日、警備部外事課を、外事１課と外事２課に再編し発足式を行いました。新しい外事課は外国の日本への諜報活動など、経済安全保障の対策を行う外事１課と、テロ対策を行う外事２課に分かれています。

コロナによって社会情勢が変化し、テレワークが増えたことで、サイバー空間での諜報活動が増えているとして対策をより強化したり、コロナ後に外国人が増えることを見越して外国人テロリストによるテロ対策を強化するということです。

神奈川県警の山本仁本部長は、「諸外国の脅威が増しているため、これまで以上に力を入れて、的確に対処していくことが求められる」としています。