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福島第一 2号機の高線量部分の映像公開

2021年9月10日 22:53
福島第一 2号機の高線量部分の映像公開

福島第一原発事故について検証している原子力規制庁のチームが現地調査を行い、2号機で非常に高い放射線量を計測した場所の映像を公開しました。

2号機の格納容器真上にある、直径およそ12mのコンクリート製のふたの部分を調査する際の映像です。この場所には格納容器から漏れた放射性物質が大量に付着しているとみられています。

今回、コンクリートのふたの一部に深さおよそ5センチの穴をあけ、その中の放射線量を計測したところ、分厚いコンクリートによって放射線が遮蔽(しゃへい)されているにもかかわらず、毎時1100ミリシーベルトと非常に高い線量であることが初めてわかりました。

一般の人が許容されている1年間の被ばく線量の1000倍以上の数値です。

原子力規制委員会の更田委員長は、8日の会見で「今後の廃炉作業を考える上で、非常に大きな問題になるだろう」と語っており、廃炉のスケジュールにも影響が出る見込みです。