朝から雲が広がり、日中も空気が冷たく感じられた関東地方。東京都心では、最高気温が7.2℃までしか上がらず、日中の気温としてはこの冬最も低くなりました。

■関東は昼間も空気冷たく…

11日(木)の関東地方は、本州の南海上を進む低気圧の影響で朝から雲が広がり、日中も気温が上がりませんでした。

最高気温は、前橋で6.9℃、熊谷で7.1℃、東京都心で7.2℃、横浜で7.5℃、千葉で7.6℃など、きのう10日(水)と比べて大幅に低くなり、各地日中の気温としてはこの冬一番の寒さを記録しました。

「寒中」である今の時期は、1年の中で最も寒い時期といわれますが、きょう11日(木)の最高気温はこの時期の平年値と比べても2℃前後低くなり、文字通り厳寒の一日となりました。

■気温はジグザグ 週末は真冬の寒さ

あす12日(金)の関東は朝から青空が広がり、日差しとともに気温は上昇しそうです。

ただ、晴れて放射冷却が効くため朝は冷え込みが強まり、内陸部を中心に氷点下の冷え込みとなるでしょう。日中は各地13℃～14℃くらいまで上がり、3月上旬から下旬並みの陽気となりそうです。

そして、大学入学共通テストが行われる13日(土)と14日(日)も関東は広く晴れますが、気温は低く、この時期らしい寒さとなりそうです。特に13日(土)は冷たい北寄りの風も強まりますので、受験される方は脱ぎ着しやすい防寒対策をして臨んでください。