全国の都道府県立高校で唯一、男女別の定員を設けている東京都は、都立高校の男女別定員を段階的に見直し、来年度の入試では、定員の１割を男女合同の成績順で決定する緩和措置を行うと発表しました。

東京都は、全国の都道府県立高校で唯一、男女別の定員を設定していて、同じ学校でも合格ラインに男女差が生じていました。

そのため、都は、男女別定員を段階的に解消する方針で、来年２月に実施する入試では、男女別定員を設ける１０９校で、定員の１割を男女合同の成績順で決める緩和措置をとることにしました。

今後、男女別定員の廃止に向け、男女合同で合否を決める割合を段階的に拡大していくということです。