最後の2階建て新幹線、定期運行を終える
国内を走る最後の2階建て新幹線、JR東日本の「E4系」が1日夜、定期運行を終えました。
E4系最後の定期列車となった「Maxたにがわ416号」は1日午後11時すぎ、別れを惜しむ多くのファンや家族連れに迎えられる中、東京駅に到着しました。
E4系は、1997年にデビューし「Max」の愛称で親しまれました。当時、増加していた新幹線通勤の乗客に対応するため、すべての車両を2階建てにして座席を増やしたのが特徴です。
2階の客席からの眺めが人気を集めましたが、高速化への対応が難しく、老朽化も進んだことから、引退が決まりました。
見送りに来た人「2階建てですごい景色が良くて、とても大好きな新幹線でした」
E4系の引退で、国内の新幹線から2階建て車両がすべて姿を消すことになります。