原子力規制委員会 日本原電に立ち入り検査
原子力規制委員会は、日本原電が福井県の敦賀原発2号機の再稼働の前提となる安全審査で、資料のデータを書き換え、審査が中断している問題を受け、日本原電本店に立ち入り検査を行っています。
立ち入り検査を受けているのは、敦賀原発2号機を運営する東京・台東区にある日本原電の本店です。
この問題は、日本原電が原子力規制委員会の安全審査に提出した地質調査データを書き換えていたもので、ことし8月、原子力規制委員会は、再稼働の前提となる審査の中断を決めています。
4日の立ち入り検査は審査の中断を決めてから初めて行われるもので、日本原電が作成した審査資料の信頼性について、改めて調べるとしています。4日と5日、調査データの確認や関係者からの聞き取りを行う予定です。