横田早紀江さん「国として…」新政権へ訴え
岸田新内閣が発足し、松野官房長官が拉致問題担当大臣を兼任することを受け、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さん(85)は、「国としてしっかり動いてほしい」と改めて訴えました。
横田早紀江さん「いつまでたってもこうやって、毎年毎年同じことを言って、もう40何年も過ぎていくわけですから、日本の国としてしっかりと(拉致被害者を)取り戻さなければならないっていう思いで、それを頭に置いて早く動いていただきたいと思っています」
また、めぐみさんについて「姿も見えない、声も聞けない、手紙も書けない」と切実な思いを口にし、新政権に対して「日朝首脳会談の実現に向けて積極的に働きかけてほしい」と、目に見える成果を求めました。