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モデルナごくまれに心筋炎…厚労省が議論へ

2021年10月13日 23:58
モデルナごくまれに心筋炎…厚労省が議論へ

モデルナの新型コロナウイルスのワクチン接種後、若い男性にごくまれに起きる心筋炎などについて、厚生労働省の部会が15日に改めて議論します。

新型コロナウイルスのワクチン接種後、若い男性に、ごくまれに心筋炎や心膜炎が起きるとして、一部の国で若い人へのモデルナ製のワクチンの接種を中断していますが、厚生労働省の部会でも15日に議論することになりました。

国内の最新データでは、特に10代20代の男性でモデルナ接種後の方がファイザー接種後よりも心筋炎などの疑い例が多く報告されています。

心筋炎は軽い場合が多いことなどから、厚労省は、接種のメリットの方が大きいとして、モデルナのワクチン接種の「中断」はしないとみられますが、10代20代の男性がワクチンの種類を選べる場合にはファイザーを勧めるか、などを慎重に検討する見込みです。