京王線刺傷受けJRや大手民鉄が緊急会議
東京の京王線の車内で、乗客が切りつけられるなどした事件を受け、国土交通省はJR各社や大手民鉄の担当者を集め再発防止策を検討する緊急会議を2日夕方、開催します。
斉藤国土交通相は午前中の会見で、先月31日の夜、京王線の車内で乗客が切りつけられるなどした事件を受け、同じような事件のさらなる再発防止策を検討するため、JR各社や大手民鉄16社の安全統括管理者などによる緊急の会議を開催するよう指示したと明らかにしました。会議は2日夕方、開催されます。
また、今回の事件では電車が駅に緊急停車した際、ホームドアの位置とずれていたため、乗客の転落などの危険を考慮してドアの開閉操作が行われませんでした。こうした当時の対応についても斉藤国土交通相は京王電鉄に対し検証を行いその結果を報告するよう、指示したことも明らかにしました。