長嶋さん「野球界のために」文化勲章親授式
文化の日の3日、皇居で文化勲章の親授式が行われ、天皇陛下から長嶋茂雄さんら受章者に文化勲章が手渡されました。
今年の文化勲章の受章者は、読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんや歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんら合わせて9人です。3日午前、皇居・宮殿「松の間」で親授式が行われ、天皇陛下から出席した6人の受章者に文化勲章が手渡されました。
陛下は、「長年、努力を重ね、大きな業績をおさめ、文化の向上に尽くされたことをまことに喜ばしく思います」と述べ、受章者に歩み寄り、言葉を掛けられました。
陛下は長嶋さんと2013年の園遊会で懇談した他、後楽園球場で試合を見たことがあり、「懐かしく思います」と話しかけられていました。
記念撮影ののち、受章者による記者会見が行われましたが、長嶋さんは「体調を考慮して」欠席、尾上さんは「公演スケジュールのため」欠席となりました。
長嶋さんは、「これから、より一層野球界のために、そしてファンあってのプロ野球なので、もっと一生懸命頑張っていきたい」とコメントしています。