新型コロナウイルスの感染状況の改善傾向が続く東京都内で、新たに２０人の感染が確認され、先週木曜日（１１日）より１１人減り、７日連続で３０人を下回りました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から６０代までの２０人で、先週木曜日（１１日）より１１人減って、７日連続で３０人を下回りました。直近７日間の感染者数の平均は１９．６人で、前の週の７６．６パーセントとなり、３日連続で１００パーセントを下回りました。

都内の入院患者は９４人となり、去年５月に集計をとり始めて以来、初めて、１００人を切りました。

ただ、都は、医療提供体制の警戒レベルについて、「入院患者は継続して減少し、通常医療との両立が可能な状況」としつつも、「感染拡大に備えた人員と病床の確保で、救急患者の受け入れ体制にいまだ影響が出ている」として、４段階のうち下から２番目に据え置きました。

一方、４０代の男性の死亡も確認されました。男性は、糖尿病などの持病がありました。