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“マスク非着用で発言”求め…市議が提訴へ

2021年11月19日 18:58
“マスク非着用で発言”求め…市議が提訴へ

マスクから鼻を出した状態で委員会などに出席し、発言を認められなかった大分県臼杵市議会の若林純一議員。マスクを着けずに発言する権利があることの確認などを求め、市を訴えることを明らかにしました。

    ◇

今年9月、若林純一議員は、「私は簡単にマスクが強要されるような、そういう社会にしたくない」と話していました。

マスクから鼻を出した状態で委員会に出席し、委員長に「若林議員、マスクを正しく着用してから、発言してください」と注意されました。それでも──。

若林市議
「発言の許可をお願いします」

委員長
「はい許可しません。マスクを着用」

マスクを着用しなかったり、鼻を出して着用したりして、議長や委員長に注意されても応じなかったため、発言を認められませんでした。

臼杵市議会は、出席者がマスクを着用することを議会運営委員会で申し合わせていますが、若林市議は委員会の権限を超えていると主張しています。

若林市議は「議員としての権利を侵害された。マスクの着用は強制できるものなのか、はっきりさせたい」と市を訴えることを明らかにしました。

マスクを着けずに発言する権利があることの確認と100万円の慰謝料などを求め、民事訴訟を起こすということです。

臼杵市は「訴状を見ていないのでコメントできない」としています。

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