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観光庁“GoTo”観光需要喚起策を発表

2021年11月19日 20:26
観光庁“GoTo”観光需要喚起策を発表

経済対策の決定を受けて観光庁は、早ければ1月下旬のGoToトラベル再開を念頭に、段階的に県民割の対象範囲を拡大するなどの観光需要喚起策を発表しました。

観光庁は、現在観光事業への財政支援策として行われている県内旅行の割引、いわゆる「県民割」について、19日以降、準備の整った都道府県から対象に隣県を追加し、あわせて支援を来年3月10日宿泊分まで延長します。

その後、年末年始の感染状況を確認した上で来年1月の3連休以降など適切なタイミングで県民割の対象に地域ブロックを追加し、段階的に地域を拡大するということです。

また、GoToトラベル事業については専門家の意見を踏まえ、感染状況を改めて確認した上で、県民割の地域ブロック拡大から2週間程度後をメドに、早ければ1月下旬の再開を念頭に準備を進めていく方針です。

新しいGoToトラベルは、中小事業者への配慮や平日への旅行需要の分散などのため、再開後からゴールデンウイーク前までは1泊あたりの割引率を30パーセント、割引上限額を1万円。ただし宿泊のみの場合は上限7000円。また、日帰り旅行の場合は割引額上限を3000円とし、去年実施した時より割引率・割引上限額ともに低く設定します。またクーポン券は平日3000円、休日1000円の定額となります。

ゴールデンウイーク期間中はGoToトラベルの対象外となります。ゴールデンウイーク後から夏休み前までを念頭に都道府県による事業とし、割引率を上限20パーセントとするなど段階的に引き下げながら、地域ごとに柔軟に割引率や上限額を設定できるようにするということです。

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