伊豆諸島で軽石警戒 多くの船が漁取りやめ
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小笠原諸島での海底火山噴火によるとみられる軽石が相次いで見つかっている伊豆諸島では、警戒が高まっています。
21日午前11時過ぎに日本テレビが神津島から南島方向三宅島の東側沖合2キロ付近で撮影した映像には、軽石のようなものが帯状に長く漂っているのが分かります。
こうした中、地元の漁師も不安な胸の内を語っていました。
漁師「軽石が心配だから、もしエンジンに吸い込むと大変だから、警戒感は強いです」
神津島では金目鯛などの漁が盛んですが、漁協の組合長に話を聞きますと、20日午後4時ごろ、東京都の調査船がまさに漁場にあたる三浦漁港の南側およそ15キロの沖合で軽石が帯状に広がっていたことを確認したため、多くの船が21日朝の漁に出るのをやめたということです。
オイルフェンスについてはこれから戻ってくる船が多いことから、21日は設置せず、22日午前8時から設置作業を開始する予定だと話しています。