史上最年少での四冠を達成した将棋の藤井聡太四冠が、２１日に行われた大会の決勝で再び、豊島将之九段と対決しました。

藤井四冠は持ち時間１０分の大会の決勝で、去年の覇者・豊島九段と公開対局を行いました。去年はこの大会で豊島九段に敗れた藤井四冠と、先週、竜王を藤井四冠に奪取された豊島九段。２０日、行われた会見では決勝への意気込みを語りました。

藤井聡太四冠「今年は（豊島九段と）数多く、対局していますけど、早指しでは今年は初めての対戦になるので、これまでと違った新鮮な気持ちでのぞめれば」

豊島将之九段「２日制だと負けが続いているので気持ちを変えて、新たな気持ちで指していければ」

今年、タイトル戦で３度戦った２人。タイトル戦は藤井四冠が制しましたが、年内最後の２人の対局は豊島九段が勝利し、この大会で連覇を果たしました。