“入国禁止”受け モニターツアー見合わせ
全世界を対象に外国人の入国が一時的に禁止されることを受け、観光庁は、年内をメドに実施予定だった、団体観光の検証のためのモニターツアーを当面見合わせると発表しました。
政府は今月5日、観光目的での日本への入国について、国内の感染状況をふまえつつ行動管理の実効性の検証を行った上で、今後の団体観光の入国再開に向けた検討を進める方針を示していました。
これを受け観光庁は、年内をメドに観光において旅行者の行動管理が適切に実施できるかや、陽性者が出た時の対応などについて検証するためのモニターツアー実施の準備を進めていました。
しかし、29日に発表された、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の拡大による外国人の入国の一時禁止を受け、モニターツアーの実施を当面見合わせるということです。
今後の実施については、水際対策の状況や国内外の感染状況をふまえて検討していくということです。