警視庁幹部会議 年末年始“万全警戒”指示
警視庁は9日、幹部が一堂に集まる会議を開き、緊急事態宣言の解除に伴う情勢の変化を踏まえた、今後の課題などを確認しました。
大石吉彦警視総監「時代の変化によって生じる新たな治安課題に対しては、その変化を敏感に察知し、先手の対策を講じることが重要である」
警視庁は9日幹部会議を開き、大石吉彦警視総監は、自粛要請などが解除されて迎える年末年始について、あらためて万全の警戒をするよう指示しました。
自粛の反動や解放感から、飲酒によるトラブルの増加が懸念されるほか、人出の増加で、カウントダウンや初詣の警備も変化が予想されるということです。
また、ことし相次いだ電車内での刺傷事件にも触れ、訓練などを通じ、鉄道事業者の対処能力の向上を支援していく必要性についても確認しました。