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1位は?都道府県「健康寿命ランキング」

2021年12月22日 1:33
1位は?都道府県「健康寿命ランキング」

若い方にこそ、今気にしてほしい、都道府県「健康寿命ランキング」に注目します。何歳まで元気に暮らせるかというランキングで、男性の1位は大分県、女性の1位は三重県となりました。特に男性1位の大分県は、実は前回の調査と比較しますと、なんと36位から1位に大躍進しています。この3年間に何があったのでしょうか。

■若いうちから健康を…県全体で取り組む大分県

小野高弘・日本テレビ解説委員国際部デスク
「大分県は、ホームページに『めざせ!健康寿命日本一おおいた』と記しています。若いうちから始めることがより効果的だということで、民間企業を巻き込んだプロジェクトをやっています」

「例えば、県が開発した健康アプリ『おおいた歩得』。アプリの利用者は約6万4000人で、協力している企業や店舗は360以上あるといいます。100歩歩くことで、1ポイントもらえて、ポイントがたまると、温泉の入浴料割引があったり、飲食店でドリンクサービスされたり、とにかくいろんな特典があるといいます」

「アプリ以外にも、取り組みがあります。特に野菜摂取量が少ない20代と30代に健康的な食事をしてもらいたい『まず野菜、もっと野菜』というプロジェクトです。県内には、このマークのある飲食店が84店舗ありまして、野菜や減塩メニューを積極的に提供して、スタンプラリーをやっているということです」

有働由美子キャスター
「県全体で、しかも、若い頃から取り組むというところに、大きなカギがあるわけですね」

小野
「それが大事なことなんですよね。ただ、全国の平均では気になるデータがあります。厚生労働省が発表した男女別の健康寿命と平均寿命の差です。男性は平均寿命81.41歳に対し、健康寿命は72.68歳で、その差8.73年ということです。女性の場合はもっと差が大きくて、12.06年。つまり、介護など誰かの手助けがないと、生きられない期間があるということになります」

■重要性増す「予防医療」生活に運動を

有働
「落合さん、どうですか。9年近くと12年、なかなか長い期間ですが」

落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー)
「予防医療の重要性が、ますます増してきていると思います。具体的にやった方がいいのは、運動とか、健康診断とか。お酒とか、タバコとかの嗜好(しこう)品の話とか、いろいろありますけどね」

有働
「落合さんは?」

落合
「僕は、自転車で移動して通勤しています。生活に運動を組み込まないとなと思って」

有働
「私も、ちょうど去年から筋トレを始めたんですけど、こういう調査を見ますと、もちろん人それぞれですけど、努力で変えられる部分は、ちょっとでも頑張ろうかなって」

落合陽一・筑波大学准教授
「筋力が衰え始めるのは、50代からとよく言いますよね」

有働
「心します」

(12月21日放送『news zero』より)

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