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首都高修繕など話し合う専門家会議立ち上げ

2021年12月22日 20:16

首都高速道路会社は、開通から長期間を経過した橋やトンネルなどについて、今後どのように修繕を行うかなどを話し合う専門家会議を立ち上げました。

1日の交通量が100万台の首都高速道路では、開通から50年以上が経過した路線が2020年で約22%を占め、2040年には約65%に達する見込みです。

そこで、首都高速道路会社は22日、専門家らによる技術検討委員会を立ち上げました。委員会では、開通から長期間が経過した橋やトンネルなどの構造物を50年、100年にわたって健全に保ち、道路機能を維持するためにどのように造り替えたり修繕したりするかなどについて議論が行われます。

委員会は、来年春までに中間とりまとめを行う方針で、2024年には改修工事などをスタートさせたいとしています。