国交省“統計書き換え”第三者委が初会合
建設業の基幹統計が書き換えられ、二重計上されていた問題で国土交通省は23日、専門家らによる第三者委員会を立ち上げ、初会合を開きました。
斉藤国交相
「国土交通省所管の建設工事受注動態統計において、かつて不適切な集計方法がとられていたことは大変遺憾であり、深くおわび申し上げます」
斉藤大臣は会議の冒頭でこのように述べ、不適切な統計について改めて謝罪しました。
23日、初会合となった第三者委員会では、統計の専門家だけでなく元検事や弁護士らが参加し、統計の書き換えや二重計上が起きた原因の究明や再発防止について議論します。
今後は、毎日のように関係者へのヒアリングを行って事実関係を確認し、来月中旬までに報告書をとりまとめる方針です。