生後4か月の男児死亡事件「うつぶせ」で寝かせたか 認可外保育施設の元施設長らを書類送検
東京・世田谷区の認可外保育施設で、生後4か月の男の子が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡した事件で、警視庁は元施設長の男らを業務上過失致死の疑いで書類送検したことが分かりました。
この事件は、2023年12月、東京・世田谷区にあった認可外保育施設「託児ルームバンビーノ」で、生後4か月の真渚己(まさき)くんが意識不明の状態で見つかり、その後、死亡したものです。
警視庁は18日、元施設長の59歳の男が乳幼児の安全な寝かせ方の指導を徹底するのを怠ったことや、保育を担当していた元施設長の息子が、窒息の危険がある「うつぶせ」で寝かせるなどしたことで、真渚己くんを死亡させた疑いが強まったとして、2人を書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかりました。
元施設長の男は当時、日本テレビの取材に対し、「危険だという認識はあったが、うつぶせで寝かせることもあった」などと話していました。
最終更新日:2025年3月18日 12:04