“軽症者向け飲み薬”一部薬局には月曜到着
アメリカ・メルク社が開発した新型コロナウイルスの軽症者向けの飲み薬について、後藤厚生労働大臣は、国内での製造販売を承認しました。
後藤厚労相「オミクロン株の感染拡大が懸念されている中で、治療へのアクセスを向上させ重症化を防止することが、大いに期待されます」
後藤厚生労働大臣は、国内では初の新型コロナ専用の飲み薬「モルヌピラビル」の製造販売について特例承認しました。
この薬は、重症化リスクのある軽症から中等症の18歳以上が対象となりますが、妊婦は服用することはできません。
薬の配送は、26日から始まり一部の薬局などには週明け27日(月)に到着して患者が使えるようになります。
一方で、臨床試験で日本人の実施例が少ないため医療機関は、処方した患者のフォローアップを行う必要があるとしています。